ロボットって、心惹かれるんですよね。
HondaのASIMO(アシモ)が登場した時なんて、衝撃ですよ。
なんとまぁ、二足歩行ですよ!
えぇ!SFの世界がリアルになってるじゃん!
と思ったものでした。
※まさか、もう引退だなんて( ノД`)シクシク…月日の経つのは早いですね…。
二足歩行できるだけでなく、走るし、手先も器用!
みてください!下の写真なんて、
これ、中に人が入ってるよね!!↓↓↓
それから、SHARPのRoBoHoN (ロボホン)も、心揺さぶられました。
こちらも、私が子どもの頃には「SF」の世界ですよ。
(そんなこと言ったら、スマホだってSFだけど)
あまりの可愛らしさに
「その値段(すごくお高い)でも買おうかしら?」
と一時期真剣に考えてましたわ。
大学生にスネかじられていなかったら、危なかったかも。
↓↓↓ この愛くるしさにやられるんですよ。
そして、愛くるしいロボットといえば、私の中でダントツ1位なのが、
2008年に公開された映画 WALL-E(ウォーリー)!
※ピクサーとディズニーが製作した全編CG映画です。
ウォーリーの見た目は、ASIMOやロボホンと比べて、旧式な雰囲気。
子どもの頃にイメージした、いかにも「ロボット」という無機質な印象です。
ちょっと錆びついた、この、カクカクしたロボット。
特にセリフがあるわけでもなく、
表情がデジタル表示されるわけでもない。
それなのに、その動きだけで
それはもう、愛くるしいのですよ!!
そして、ウォーリーは勿論のこと、この映画に登場するロボットたちは、
みな無機質なのに個性的で愛おしい。
ウォーリーが恋してしまうEVE(イヴ)の、カッコ良くて、
ちょっと怖いくらい強いのも素敵。
可愛らしくてコミカルで、遊び心満載で「さすがピクサー!」と感じますが、
映画のテーマとしては、シリアスでもあります。
ずい分前の映画ではありますが、今見てもきっと、心に強く訴えかける映画です。
けれど暗すぎも重すぎもしない。
そこも「さすがピクサー!」
人間が放棄したゴミだらけの地球を片付けるために作られたロボット、ウォーリー。
そのために作られたのだから、黙々と仕事をこなすのは当たり前かもしれないけれど、
700年もの間、今はもうひとりぼっちになって、
それでも変わらず仕事を続ける姿が健気に見えてきます。
もしかすると、ウォーリーを作った人間は、
その仕事を与えたことすら忘れてしまっているかもしれないのに。
切ないような、胸が痛むような…
この感情は「天空の城ラピュタ」のロボットを見た時と似ています。
二人がラピュタから去る時、チラリと見えるんですよね。
大騒ぎがあったのに、変わらず黙々と自分の仕事を続けるロボット。
「あの一瞬に全部持ってかれた!」と思うくらい好きなシーン。
なぜか涙出るんですよ、あのロボットの姿。
そんなこんなで、結構ロボット好きなので、
「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を、以前本屋さんで見かけて、表紙見て衝動買いしていました。
そうそう、こんな無機質ポンコツ風ロボット、なんか好きなんですよ~。
海外の作品だけに、登場人物の考え方とか、生活とか、なんかしっくりこなくて
感情移入が難しいところもありましたが、
発想は面白いし、やっぱりロボット(タング)はカワイイ。
タングが、ロボットというより幼稚園児のような気がしてきて、
子育てというか、幼稚園児との接し方を、こんな風に気をつけなきゃいけなかったな、
と、謎の反省をしてみたくなるお話でした。
そして、この「ロボット・イン・ザ・ガーデン」映画化されると耳にしてビックリ。
しかも日本で!?
もうすぐ(8月11日)公開される「TANG タング」
二宮さんの演技も好きだし、タングは結構イメージ通りだけど、
果たして、日本版でどんな雰囲気になるんだろうか?と興味津々です。
今週のお題「SFといえば」
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