両親はとうに他界し、ふるさとの実家は、その名義も変わり、
私の帰る場所ではなくなりました。
けれど、色々と訳あって、とっ散らかった状態で残っています。
そして、その懐かしい実家には、困ったことに、
私が置いてきてしまった「恥ずかしいモノ」が色々残っているハズなのです。
いわば、いつ誰の手で開けられるかわからないタイムカプセル。
これは、他の誰かに見つかったら相当恥ずかしい。
何とか私の目の黒いうちに回収し、闇に葬ってしまいたい!
しかし、私が自由に出入りできるわけではなく、かなりマズい状況です。
進学する時に、自分のモノは大抵片付けるか、
持っていくかしたつもりだったのにな~。
思いつくモノとしては、まず、自分の子どもの頃の「作品」の数々。
まあまあ素直に描けた「風景画」くらいならいいんですよ。
問題は、あの、中学生以降からの、
絶妙にとんがった風の絵とか、イラストとか、
作文というよりエッセイか??といった(これまたとんがった風の)作文や、
毎日提出していた日誌とか、宿題の感想文とか…。
確か、奥の部屋の押入れの中に、眠っているハズ。
2つ目は、私の黒歴史((;'∀'))が刻まれている写真の数々。
自分のアルバムは持って出たのだけど、家族のアルバムを持ち出すわけにもいかず、
そこには私の恥ずかしい写真の数々が残っているハズ!
何と言っても、小学校に上がる前くらいの自分が写っている、あの写真。
デパートの包装紙(「◎ぺけ屋」とか)や
ビニール風呂敷(仕出しとか包む時の、透明な青で白い水玉模様)で、
オシャレしたつもりになって、たいそうご満悦な顔で写っている、アレ。
何が恥ずかしいって、その時のご満悦な気分を覚えているってところが、もう。
あの写真は、間違いなく、まだ絶対に実家にある!
あぁ!父よ、なんであんな写真撮ったんだぁーー(/ω\)
他にも、当時流行っていたらしいコント(?)の真似とか、
とんでもなく変顔している、どアップのモノとかもあるのですよ。
そして、何よりも、もっとも恥ずかしいのは、自分の部屋の出窓の下の物入れの、
あの右側の上段の右奥に入ってるアレ。
高校生の頃、当時付き合っていた超真面目な彼に、誕生日にもらったプレゼント、
乙女チックな小さな置物と、メッセージカード。
大変ロマンチックに「僕が君を守る」っぽいことが書いてあったのだけど((/ω\))
当時から女子っぽくなかった私は、つい「は?」と、
「どーやって守るんだ??大体、守ってほしいとか思ってないけどな~」
なんて思っちゃったのですよ。(ごめん!)
訳あってお付き合いは続かなかったのだけど、捨てられない、
かと言って、進学先には引きずるモノを持っていきたくない。
とりあえず…と、しまっておいたのですが、
後に、帰省した時に持ち出そうとしたら、部屋には別の荷物が山積みされていて、
物入れの扉を開けられなかったのです。
あぁ、悔やまれる…。
彼にも大変申し訳ないので、なんとしても、あれだけは救出しなければなりません!
実家にとりあえず色々置いているみなさん。
よくよく思い出して、持ち出せる時に持ち出しておかないと、
いつ、誰に開けられるかわからないタイムカプセル、結構恥ずかしいですよ~(;'∀')
今週のお題「わたしの実家」
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