無視されてしまうことが、よくあるのです。
「自動」とか「オート」とか「センサー」とか付いているモノに。
体温は特に低くも高くもないし、体重が極端に少ないわけでもないのに、なぜか。
私は、何か目に見えないものを出してるのか?
もしくは出ていないのかしら?
自動ドアが反応してくれず、チューチュートレインみたいにジタバタしているところに、後ろから小学生くらいの子がやってきて、
ドアが ウィ〰ン と開いた時の敗北感よ!もうっ、なんでぇぇぇーー!?
駅のトイレで手を洗おうと、蛇口付近に手をかざしても、
蛇口「・・・」
ゆっくり近づけたり、前に後ろに右に左に動かしても、
蛇口「・・・」
あなたについてる、その『自動』ってマークの意味はなんなんだーーっ!
そんな「反応されない女」である私を、最近悩ませているものは、
巷にあふれる「オートディスペンサー」なる、自動手指消毒液噴霧器。
利用しているドラッグストアの手指消毒用の噴霧器も、
手で押すタイプ➡足で踏むタイプと進化し、最近オートになったのです。
が、これがまた、やっぱり私、反応してもらいにくい。
入口付近で一人もたもたして、後ろに列ができそうで、焦るのなんのって。
あれは、何かコツでもあるんでしょうかね??
ちゃんと正面に立って、ややゆっくり手をかざしているんですけど??
横から、パッと手を出す夫には反応して
プシュッ!と噴霧されるんですけれど((; ・`д・´)ムム)!?
先日も、ドラッグストアの入口で、相変わらずオートな奴と対峙していたのです。
夫は、さっさとプシュッしてもらい、私だけ取り残されるいつものパターン。
センサー付近に手をかざし、上に下に右に左に、グルグル回しても
オート「・・・」
正面に立っても、横から攻めても
オート「・・・」
何で反応しないんだよぉぉー「オート」って「自動」なんでしょぉぉ!
そう言えば、さっきから微妙な距離に人の気配がします。
なんか、チラチラとこちらを見ているような・・・。
待っているなら申し訳ないので「お先にどうぞ」と顔を向けると、
そこには、何というか… ナイスガイ が、笑顔で立っていたのです。
住宅街のドラッグストアには似つかわしくない、微妙に爽やかな、
微妙にこんがり健康的な、イケメンというより「ナイスガイ」
アロハのボタンがオープンで、ゴールドのチェーンとマッスル見える風のナイスガイは、
困っている私に声をかけるか迷っていらしたようで、
目が合うと、ニコリと笑って、こんなセリフを残し、颯爽と去っていったのです。
私に、何も言う間を与えずに。
「それ(オートなヤツのこと)、上を押したら出ましたよ!!」
困っている人を見て、黙って見過ごせない、まさにナイスガイ。
イイ人に違いない。
「あぁ、オレ、ちょこっとイイことした。」という顔で去っていったので、良かった良かった。
しかーし!
「上を押す」は違う。断じて違うよ、ナイスガイ!!
そして、あなたは一体、どこを押したんだ??
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