私はお酒が弱いのです。
うかつに「生ビール!」なんて注文したら、
飲み放題の2時間を、ぬるい生ビール1杯のみで過ごす羽目になります。
そして、私は麻酔がよく効くのです。
「10数える」どころか…
訳あって全身麻酔を受けたのは、まだ30代の頃でした。
初めての全身麻酔。
「二度と目覚めなかったらどうしよう」と
「麻酔が効かなくて、ムチャクチャ痛かったら…Σ(゚д゚lll)」が頭の中でグルグル。
そうこうしているうちに、看護師さんが登場。
にっこりしながら、こう言われるのです。
Ns.「今から麻酔の注射しますね。10数える間に効いてきますからね。」
私「10以内に効かないことってあるんですか??効かなかったらどうしましょう。」
Ns.「まあまあ、落ち着いて。大丈夫ですよ。(´∀`*)ウフフ」
ぶすっ
Ns.「はい。いーち。にーぃ・・・・・」
にっ2秒じゃん!
あぁ、きっと看護師さんはそう思われたに違いないのです。
大腸カメラは寝ているうちに
その後、訳あって大腸カメラを受けたのは40代後半。
大腸カメラは、検査よりその前後が非常にしんどかった!
とにかく、あの下剤を2リットル飲むのが…。思い出すだけでもう…。
え?検査自体は痛くなかったのかって?
あぁ、えぇ、実は・・思い出せないのですよ。
麻酔(鎮痛剤)を注射していただき、検査台の上に寝ころんでいる私に、
Dr.「では、私が検査をする○○です。よろしくお願いしますね。」と
先生(医師)が丁寧に声をかけてくださって・・・
Ns.「ほんさきさ~ん。もしもし?ほんさきさ~ん!」
ゆっさゆさと揺り動かされ、目覚めると、そこは検査前に使っていた控室。
(うん?いつの間に、イスに座っているの?わたし。)
Ns.「検査終わってますよ。
・・あの・・それで、実は、もう病院終わる時間なのですが・・」
私「えーー?ごめんなさい。帰りますっ!」
フラフラしながら、家路についたのでした。
ママ友に勧めたら…
「この年になると、大腸カメラ受けてたほうがいいかな~?でも、痛そうだよね…。」と言うママ友に、おススメしたのです。
私「あの病院、先生も優しいし、なんてったって麻酔して検査するから
寝ている間に終わるよ!寝てるからちっとも痛くないよ!!」
私「まぁ、検査前の下剤と、検査翌日のおなかグルグル(腸が動く!?)は辛いけど、それは、どこで受けても同じだし。」
友「わぁ、寝ている間に受けられるんだ!いいね。そこに予約してみるね。」
さて、後日。そのママ友にお会いしたら、
友「ほんさきさん。検査中さぁ、全然寝てないよ。起きてて会話もしながらだったよ。
控室にも、徒歩で自力で戻ったし。
でも、そんなに痛くなかったし、いい病院だったよ(^▽^)。」
私「えーー?寝てないのー?ごめん(;'∀')」
友「時々さぁ、いるんだって看護師さんが言ってたよ、寝ちゃう人(´∀`*)ウフフ」
うわーー私はどうやって控室に運ばれたのだぁ??
どうして私は寝ちゃったのに、ママ友は起きてたの??それがスタンダード?
ほぼ同じ年のママ友と私の相違点は?何が違うのか??
そして、ふと思い出したのです。
このママ友は、なかなかの大酒飲み。きっとそれだわ!
注)麻酔の効き具合とお酒の強さは、実は関係ないと言われています。
お酒の強さより、むしろ当日の体調によるところが大きいのだそうです。
あくまでも1体験ですが、
お酒が弱い私は、非常に麻酔の効く患者であることは、間違いありません。
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